自動車保険の解約手続き

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高齢のため免許を返上した方、自動車を手放したり廃車したりした方、保険の見直しに伴って保険会社を変更しようとお考えの方は、現在加入している自動車保険を解約する手続きが必要です。自動車を運転しなくなっても、保険は解約手続きを行わないとそのまま継続になってしまいます。忘れずに解約手続きを行うようにしてください。まず、自動車保険には強制保険である自賠責保険と、任意保険がありますね。どちらも解約するには申請手続きが必要ですが、加入している保険会社に解約理由を申し出て手続きをお願いすれば、専用の用紙に記入する等の処理で解約をすることができます。
自動車保険を解約してしまうと、解約後に起こった事故については一切補償を受けることはできませんので、自動車に乗る予定がある間は保険の加入を継続するようにしたほうがいいですね。また、一旦解約した後、もう一度運転することになり再加入ということになったとき、元の等級に戻れなかったり最初の6等級から再スタートになったりすることが多くあります。ですので、もし再契約をする予定がわかっているのであれば、解約手続きではなく、中断という形で保険会社に申し出るのがいいでしょう。その時の状況に応じて、保険会社に問い合わせ又は相談すると良いですね。自賠責保険に関しては、自動車を運転する可能性のある人は必ず入るように義務付けられていますので、廃車したという証明が必要になってきます。
証明書類にはいくつかの種類があり、解除事由証明書や登録事項等証明書、登録識別情報など、廃車したことが明らかにわかる証明書が必要になります。廃車の手続きは所有している車種によって変わってきます。普通自動車ですと陸運局等で、軽自動車になると軽自動車検査協会等で行うことができますので、所有する自動車はどこに行けばいいのか、あらかじめ確認しておくといいでしょう。自動車保険、特に自賠責保険の解約はうっかり忘れがちですので、注意するようにしましょう。